パスワード管理ソフトのKeePassは便利。

前回の記事「WordPressのログインパスワードを強くする。」では、WordPress.comのサポートページ、「Selecting a Strong Password」の内容を、かいつまんで翻訳してみました。

その中で、パスワードを管理する「KeePass」というソフトが紹介されていたので、先日インストールしてみました。

私も名前くらいは知っていたのですが、実際にインストールして使ってみたのは、今回が初めて。

実は以前、似たようなソフトをインストールしたことがあるのですが、当時の私には難しすぎたのか、まともに使うことすらできなかったという苦い思い出が(笑)。

しかし、今回インストールしてみたKeePassは、感動してしまうくらい便利だったので、皆さんにもご紹介してみたいと思います。

KeePassは、正式名が「KeePass Password Safe」と、けっこう長いんです。どうでもいいことですが(笑)。

KeePassのダウンロードページを見てもらうとわかるのですが、実はKeePassには、2つのバージョンが存在します。

Classic Edition(1.x系)と、Professional Edition(2.x系)。

別に、Professional Editionが有料とかいうことではなく、より高機能なバージョンという意味だそうです。両方試してみましたが、Classic Editionのほうが使いやすく、いろいろと考える必要がないので、こちらをチョイス。

以下、KeePassのClassic Editionのインストールと使い方の説明をしてみます。

インストールファイルには、通常のインストーラー版と、USBメモリなどで持ち運びできるZIPパッケージ版がありますが、今回はインストーラー版を選択。

「 KeePass 1.25 (Installer EXE for Windows)」をクリック。

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「ファイルを保存」ボタンをクリック。

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ダウンロードされたインストールファイル「KeePass-1.25-Setup.exe」をダブルクリック。

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インストーラーは日本語バージョンがないので、「English」のままで、普通にインストールしてください。悩むポイントはないと思います。

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デスクトップにアイコンが必要な方は、「Create a desktop icon」を選択。

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最後に「自動アップデートチェック」機能の窓が表示されるので、「Enable(recommended)」(有効)をクリック。アップデート版がリリースされた時に表示されるだけで、自動的にインストールファイルをダウンロードしたり、自動的にインストールする機能はないとのことなので、こちらで良いと思います。不必要だと思う方は「Disable」(無効)をクリックしてください。

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これで、KeePassのインストールは完了です。

KeePassは、デフォルトでは英語インターフェイスですが、やっぱり使いにくいので、日本語インターフェイスに変更してみます。

KeePassを起動させて、メニューバーの「View」 → 「Change Language」をクリック。

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「Load a Language File」という画面が出てくるので、一番左下にある「Get more languages」をクリック。

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すると、ブラウザーが起動して、KeePassの言語ファイルのページが開くので、Hiroki Matsumotoさんが翻訳してくださった日本語ファイルの、「1.25+」をクリックして、日本語ファイルをダウンロードします。

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ダウンロードされた日本語ファイル「KeePass-1.25-Japanese.zip」は圧縮されているので、解凍。

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解凍されたフォルダ内にある「Japanese.lng」というファイルを、KeePassがインストールされたフォルダ「C:\Program Files (x86)\KeePass Password Safe」にコピペします。

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再度、メニューバーの「View」 → 「Change Language」をクリックすると、「Load a Language File」画面に日本語ファイルが表示されているはずなので、クリック。

KeePassの再起動の画面が表示されるので、「Yes」ボタンをクリック。

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これで、KeePassが日本語で使えるようになりました。

今度は、基本的な使い方についてです。

起動したKeePassの「ファイル(F)」 → 「新規(N)」をクリックします。

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「新しいパスワードデータベースを作成します」という画面が出てくるので、「マスターパスワードを入力してください」という空欄に、適当なパスワードを入力して、一番下の「OK」ボタンをクリック。

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「マスターキーをもう一度入力してください」という画面が出てくるので、先ほど入力したパスワードを再度入力して、「OK」ボタンをクリックすると、こんなかんじの画面が表示されます。

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これで、KeePassが使えるようになりました。今度は、WordPressサイトのユーザー名とパスワードを登録してみます。

左ペインにある「一般」フォルダを右クリックし、出たきたメニューから「パスワードグループの追加(G)」をクリックします。

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「グループの追加」という画面が出てくるので、「グループ名:」の空欄に適当な名前を入力し、その下のアイコンをクリックして、適当なアイコン(WordPress用アイコン?もあります。)を選択して、「OK」ボタンをクリックしてください。

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左ペインに追加された「WordPressサイト」をクリックしてから、右ペインを右クリックし、出てきたメニューから「エントリーの追加(A)」をクリックしてください。

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「エントリーの追加」という画面が出てくるので、各空欄に、ご自分のWordPressサイトのサイト名やユーザー名、パスワードを入力します。

なお、「URL:」の空欄には、WordPressサイトのログインページのURLを入力しておきます。

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これで、WordPressサイトの登録は完了です。右ペインに追加されたご自分のWordPressサイトを右クリックして、出てきたメニューから「URLを開く」をクリックします。すると、ブラウザーが開き、先ほど入力しておいたWordPressサイトのログインページが開きます。

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今度は、また右ペインに追加されたご自分のWordPressサイトを右クリックして、出てきたメニューから「自動入力の実行(T)」をクリックします。すると、開いたWordPressログイン画面のユーザー名とパスワードが自動入力され、ログインボタンがクリックされた状態になり、瞬時にWordPressサイトの管理画面に移ります。

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初めてこれを試してみた時は、あまりのすごさに、「うわ~っ!」と叫んでしまいました。

今まで、毎回毎回、ユーザー名とパスワードを入力していた私って、何だったんだろうという感じです。ちなみに、ブラウザーのパスワード入力機能は、ちょっとこわくて使ってませんでした。

恥ずかしながら、パスワード管理ソフトを本格的に試したのも、今回が初めて。

この手順で、運営しているすべてのWordPressサイトを登録すれば、もうユーザー名とパスワードの入力は不要になります。

そして、最後に一番重要なのが、入力した情報をデータベースに保存すること。

KeePassの「ファイル(F)」 → 「保存(S)」をクリックします。

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「Database.kdb」というデータベースファイルの保存場所をたずねられるので、適当な場所に保存してください。「KeePass」というフォルダを作成して、その中に保存するのがよいと思います。

私はこの記事のために再インストールしているので、表示がちょっとおかしいのかもしれませんが、たぶんデフォルトでは、「マイドキュメント」フォルダに保存しようとすると思います。

このデータベースファイルがKeePassのキモなので、バックアップをとるなどしておいたほうがよいと思います。

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これで、KeePass Classic Edition(1.x系)インストーラー版のインストールと、基本的な使い方の説明は終了です。

なお、メニューバーの「ツール(T)」 → 「オプション(O)」をクリックすると、便利に使いこなすためのいろいろな設定ができるようになっているので、チェックしてみてください。

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Windowsの起動と同時にKeePassを起動するようにできたり、セキュリティのために、ソフト画面を最小化すると、再度マスターキーをを入力しないとKeePassの画面が見られなくする(ロック)機能とか、いろいろそろってます。

WordPressサイトだけでなく、ユーザー名とパスワードの入力が必要な場面は山ほどあると思うので、KeePassで一元管理すると便利かと思います。

end.

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